生活苦の体験談!貧乏生活の食事の内容

生活苦で、食事が最も困ったという西田さん(仮名)が、貧乏生活の体験談を書いてくださいました。

栄養バランスが大事と言われても、生きていくために飢えをしのぐ方が、やはり先決です。

また、兵庫県の村田さん(仮名)が、生活苦をうまい棒に救われた体験談を書いてくださいました。

お金がないと、やはり一番困るのは食べるものです。

目次

貧乏生活の食事の内容

私が、生活苦を苦しいと一番感じたのは、食事だった。

生活苦を感じる時

一口に生活苦と言っても、いろいろな苦しみがある。

私の場合、一番に生活苦を感じたのは、食事の時だった。

身の回りのものや、着るものは、何とか他のもので代用することも可能ではある。

寒ければ、布団にくるまって、寒さをしのぐこともできる。

外出は、どうしても出ていかなければならない時など、そうメッタヤタラとあるものではない。

しかし、食べるものだけは、周りに落ちているわけでもないし、他のもので代用がきかないからだ。

飢えをしのぐ食べ物

以前の私は、食べたいものを食べることができなかった。

いや、それどころか、お金がなさ過ぎて、その日、三食食べることすらできなかった。

その日の食料を買うことすらできないほど、貧乏生活に喘いでいた。

そんな時、どうしていたかと言うと、スーパーの安売りのインスタントラーメン。

それも、エースコックや日清などではなく、どこの会社か聞いたことすらない無名の会社。

1袋何十円という安いもの。

これを、1箱まとめ買いしておいて、それを毎食3食食べるのだ。

もちろん、具材など足す物は何もない。

ゆでて食べるだけ。

もしくは、光熱費がもったいないと思う時は、そのまま食べることもよくあった。

食事のバランスよりも・・

インスタントラーメンが、体に良いとは思っていない。

いや、むしろ体には良くないはずだ。

飢えて空腹に耐えられないから、やむなくそうしているだけだ。

飢えて死んでしまうよりはマシだと、そうしているだけだ。

しかし、インスタントラーメンを3食食べ続けることは、やはり確実に体に悪い。

お腹というか、体のどこかを壊してしまう。

そのうち体がもたなくなると思い、インスタントラーメン漬けの生活は改めた。

しかし、お金がない貧乏生活の場合、このような食生活になるのはやむを得ないし、致し方ないと思う。

バランスの良い食事をとりなさい。

バランスの良い食事が健康維持の基本。

などと言われているが、貧乏生活に喘いでいるときは、食事のバランスなど考えることさえ無理なのだ。

運命は変わるもの

そんな生活苦の私に、運命の転機が訪れた。

友人の紹介で、派遣社員として働くことになったのだ。

前の職場は、パワハラがひどくて1年で辞めた。

女性の係長が、すごくきつくて、私の前にも何人もが辞めているそうだ。

しかし、成績は抜群に挙げるので、誰も文句言わない。

新入社員は、その係長の餌食にされるのだ。

その後なかなか就職が決まらず、アルバイトはしたものの、生活できずに貧乏生活に陥っていた。

そして、派遣社員で働く今。

決して高給ではなく、正社員でもないが、何とか生活するには足りる給料が稼げる。

まだまだ貧乏だが、ある程度の食事バランスを考えながら、食材を買うことができるようになった。

コタツに入って温かい食事を食べているときが、生活苦から抜け出せたと感じる瞬間だ。

西田さん 女性 31歳 宮城県

救ってくれたうまい棒

大学生活は楽しかったのですが、貧乏のどん底になり生活苦に悩んだこともありました。

仕送りゼロの学生生活

我が家は、経済的に苦しくて、大学に行く学費が出せませんでした。

それでも、何とか大学に行きたかったので、何とか一人で頑張るからと、親を説得しました。

それで、大学生となって1人暮らし時代に、バイトをしまくって、学費、家賃、水道光熱費、食費を全て自分で支払いをしていました。

バイトは、3つを掛け持ちでしていました。

それで、何とか生活ができて、少しずつ貯金もしていました。

入院3ヵ月で生活苦に

食べるものも始末して、必死で頑張っていたのですが、ある日体を壊して、入院することになりました。

けっこう重病で、入院は3ヵ月になりました。

当然ながらその間は、バイトができません。

入院費もかかります。

退院後も以前のようにはバイトができず、生活苦になり家賃、水道光熱費、学費が滞納になりました。

食費の節約にうまい棒

節約できるものと言えば、食費しかありません。

食事は、すべて1日3本のうまい棒でしのぐ日々が続きました。

ありがたいことに、うまい棒は、たくさんの味の種類があります。

いろいろな味を楽しみながら、うまい棒で1年間食費を節約しました。

そのかいあって、1年後には、何とかマイナス生活から脱出することができました。

もともと少食だったこともあって、うまい棒生活が上手くいきました。

うまい棒が懐かしい

その後、何とか大学を卒業して、無事社会人になれました。

今では毎月のお給料も安定し、多くはないですがボーナスもあります。

今でも、コンビニに行って、お菓子コーナーのうまい棒を見ると、苦しかった大学時代のことを思い出します。

苦しかったけど、懐かしい、ほろ苦い思い出となっています。

うまい棒に感謝です。

村田さん 男性 36歳 兵庫県

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